東1局 0本場 西家 1巡目
持ち点25000点 トップ目25000点
わしは切りを推すぞい。
配牌でこの手牌。のトイツはあるのじゃが、
メンツが1つもなく、両面待ちのターツも無い手牌じゃな。
どれを切っても裏目がある難しい牌姿じゃから、
配牌からあがりの形を想定して進めていかねばならんのう。
わしがこの配牌からまず考えるのは、ソーズのホンイツじゃな。
とがあることで鳴いても満貫になるのが大きいのう。
しかし、ホンイツ狙いとはいえこの先のツモによっては方針を変えていかねばならんな。
人生と同じで麻雀は望み通りに進むものではないからのう。
この牌姿の場合、ツモ次第では門前テンパイや役牌・赤1の2000点も視野に入れねばならん。
先々の変化を見た場合、を切って、
この形にしておいたほうが手牌の可能性を極限まで追求できるのじゃ。
また、ツモが良く、やなどをすぐに引いてきてソーズのホンイツ狙いが決まったとき、不要なマンズとピンズを捨て牌に並べていく順番を選べるのも良いところじゃな。
枚数が多い、または端にかかっている牌を捨てていくほうが、ホンイツだとバレにくく、マンズを捨てている限りはピンズとソーズのどちらで染めているのか他家から見た時に判断がつかないというメリットもあるのう。
【捨牌例】※途中でをツモって来た場合の捨牌
1.
2.
3.
上記のような捨て牌になった時に、
一番ソーズのホンイツだと断定しにくいのがどれかは一目瞭然じゃな。
・切り
この先のツモに方針を委ねる選択じゃな。
ソーズのホンイツの可能性を残してはいるのじゃが、
ツモや、ツモは痛いのう。
ツモはホンイツ移行に対して有効と思うかもしれんが、
ターツが不足しているので、裏目の感覚のほうが強いのう。
手なりで進めていくという思考や、
役牌・赤1の2000点が本線と考える人はを切る人が多そうじゃ。
・切り
この形からピンズを切ってしまうデメリットは下記の2つじゃ。
(1)この先もピンズは全部切ることになる。
(2)ツモがミスになってしまう。
(1)はドラ色のピンズを持っていないということを他家に序盤から宣言してしまうことになりそうで、自分にとってあまりメリットはないのじゃ。
(2)はソーズのホンイツへのターツが足りていて好形である場合はミスにはならないのじゃが、今回の場合は、役牌・赤1の2000点も視野に入れているのでこの裏目は激痛じゃ。
ピンズを選択する人はマンズのリャンカンを触りたくないという考えじゃと思うが、とのカンチャン2つでリャンカンと同じ受け入れと考えられるし、横に伸びる可能性がある分、のリャンカンより融通が利くのじゃ。
というわけでピンズに手をかけるのはおすすめしないぞい。
・切り
ソーズのホンイツを目指していたとしても切りは少しやりすぎじゃの。
この牌姿ではカン受けを残すよりは、引きの両面変化を見ていくほうがええのう。
またを切るとより下のマンズも全部切っていくことになるのもデメリットじゃな。
このようなチャンタ狙いができる牌姿じゃったら、切りで打点上昇を狙うのも悪くないかもしれんのう。
何を切ってもミスがある牌姿の場合は、きちんと進行のメリット・デメリットを考えながら打牌を選択するのが上達への近道じゃぞ。
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